鍼灸・マッサージ

　当院の鍼灸治療

東洋医学に基づき脈診・腹診を行った上で経絡治療を中心に、極わずかな刺激でなるべく少数穴を使い、元々人間の持っている自己治癒力を高め、根本的な体質改善を目指します。
当院は「刺さない鍼（接触鍼）」を行っています。
簡単に説明すると、皮膚に先の丸い棒をツボや反応のある場所に触れるだけもしくは、さするだけです。
それぐらいの弱い刺激の方が人間の回復力を上げてくれる事が実証されています。
特に、こどもの夜泣きや体調不良などの「疳の虫」や、大人の不眠・朝起きた時の体のだるさ・めまいなどの「自律神経失調症」の症状に有効で効果を発揮します。

鍼には興味があるけど刺すのが怖いや不安のある方はぜひご相談下さい。実際に直接、体に刺す鍼に関しては「鍼」というと”痛い”という印象があるかと思いますが、病院で刺すような注射針やお裁縫の時に使うようなマチ鍼とは違い、当院の使用する鍼は髪の毛ぐらいの細さで、刺したかどうかわからないと言われるほどの鍼を使用しております。もちろん使い捨ての鍼（ディスポーザブル）なので感染の心配などはございません。
肩や腰などの深部で凝り固まった筋肉に手では届かないところまでアプローチできるので、深部の血流がよくなり、早く症状を改善させることが出来ます！

頑固な肩こり・腰痛、めまい、耳鳴り、難聴、頭痛、倦怠感、不眠症、風邪がなかなか治りきらない、冷え性、など病院で検査しても原因の見つからない体の不調や各種アレルギーでお困りの方ぜひご相談ください。
薬に頼らない健康な体を取り戻しましょう！

自律神経改善

「バランス」と「ストレス」の重要性
自律神経というは、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしてくれています。
例えば、睡眠中に呼吸をする、胃で食べ物を消化したり腸で栄養を吸収する、血液を体中に流す、汗をかいて体温を下げたり、運動している時に脈拍を早くして筋肉に多量の酸素を運ぶなど、挙げればきりがありませんが、人間が生きていく上で重要なことを無意識に出来ているのは自律神経のおかげなのです。
代表的なものは「内臓」になります。
自律神経には交感神経と副交感神経と呼ばれる二つの神経があります。
交感神経・・・体を動かしている時、緊張している時、ストレスを感じている時などに働きます。
副交感神経・・・休憩している時、リラックスしている時、睡眠中などに働きます。
『この２つがバランスよく働くこと』が自律神経改善に必要なのです。

しかし、現代人は心身共にストレスが多すぎて交感神経ばかりが働いている傾向にあります。

交感神経が働き過ぎてしまうと・・・

筋肉がが緊張して血液の流れも神経の流れも悪くなるため自動での体のコントロールを困難になり疲労物質も排出されず、
疲労がたまる一方になってしまうのです。

自律神経の乱れによる体の不調
全身倦怠感・疲れが取れない・朝、起きただけで疲れている・めまい・耳鳴り・難聴・検査しても何もないのに体調がすぐれない・頭痛・不眠症・高血圧・便秘・冷え性・眼精疲労・肩こり・腰痛・こむら返り、その他。これらの多くは自律神経の乱れ、すなわち交感神経と副交感神経のバランスの乱れからきているとも考えられるのです。もう一つ注目すべきは女性の方の体のトラブルに多い、ホルモンバランスの乱れです。これは自律神経ととても深い関係にあります。少し難しい話になりますが、強いストレスを受けると不快な刺激が脳にある視床下部というところへと伝わります。視床下部は自律神経とホルモンバランスをつかさどっているので、その両方に変化が起こります。ホルモンは体内を循環してあらゆる組織を正常な状態にする働きがあるので、ホルモンが分泌異常を起こすと、自律神経も同時に影響を受けるので結果的に体調不良になってしまうのです。

ホルモンバランス異常の代表的なものに
月経異常（生理不順・生理痛など）、更年期障害、などがあります。上記の症状または疾患に対して昔から鍼灸治療は成果を出し続けており、今現在も多くの方が鍼灸治療をうけることで自律神経の改善に成功し辛い体の不調から解放されています。今、我慢していること、悩んでいることがすでにストレスになってしまうのです。ぜひご相談ください！